REJ工法使用の効果 REJ工法は、漏水が発生した伸縮装置を撤去せず止水機能を回復させる工法である。 伸縮装置はシール材の経年劣化に加え、冬季に散布される凍結防止材の塩が雨水で溶けてジョイントである伸縮装置に流れ込み鋼材を腐食させ止水機能が低下する。これらの現象により橋梁構造物の基礎である橋脚本体と床版を支えている支承を劣化させる。 REJ工法は止水機能と耐久性が高いシリコーン(無機化合物)を使っている。 本工法で定期的なメンテナンスを行うことで伸縮装置の取替頻度が低下し、産業廃棄物であるコンクリート殻、鋼材、鉄筋、ゴム材(有機化合物)等の排出を減らすことができる。
工法によるSDGsの効果 前述したように伸縮装置の取替を減らすことは、コンクリート使用の低減、鋼材、鉄筋使用の低減、有機化合物であるゴム材の低減につながり、これらの材料使用量 を低減することは、材料生産時に発生するCO2の削減効果が期待される。(表-1)また、橋梁の長寿命化は、橋全体の補修を低減することによるコンクリートや鋼材などの使用を低減するのでCO2削減効果が大きくなると考えられる。
REJ工法シール材の耐候性試験 試験名:促進耐候性試験(紫外線劣化)(JIS A 1415 WX-A法 キセノン式) 供試体:シリコーンシーラント(902 RCS) 試験結果 10,000時間(100年相当)の耐候性試験後、ひび割れ等の損傷無し。 なお、変性シリコーンはひび割れ等の変化が発生
REJ工法止水性能試験 試験名:NEXCO438試験を準用した止水性能試験 供試体:SGT-100 シール材厚20mm 充填時遊間70mm 試験開始時遊間75mm シール材:DOWSIL902RCS(シリコーンシーラント) 試験内容(伸縮量100mm 照査年数30年)(試験日:令和4年2月28日~3月8日) ① 繰返し試験【日格差】(±19mm・11000回) ② 圧縮・引張試験【年較差】(±50mm・30回) ③ 水張試験(最大引張状態・水深10cm・24時間) 試験結果(試験機関:中外道路(株)試験器) ① 繰返し試験(合格) ② 圧縮・引張試験(合計) ③ 水張試験(合格)
REJ工法は当社が取り組んでいるSDGsの取り組みの一つであり、社会インフラである橋梁の長寿命化の一役を担うものである。
REJ工法使用の効果
REJ工法は、漏水が発生した伸縮装置を撤去せず止水機能を回復させる工法である。
伸縮装置はシール材の経年劣化に加え、冬季に散布される凍結防止材の塩が雨水で溶けてジョイントである伸縮装置に流れ込み鋼材を腐食させ止水機能が低下する。これらの現象により橋梁構造物の基礎である橋脚本体と床版を支えている支承を劣化させる。
REJ工法は止水機能と耐久性が高いシリコーン(無機化合物)を使っている。
本工法で定期的なメンテナンスを行うことで伸縮装置の取替頻度が低下し、産業廃棄物であるコンクリート殻、鋼材、鉄筋、ゴム材(有機化合物)等の排出を減らすことができる。
工法によるSDGsの効果
前述したように伸縮装置の取替を減らすことは、コンクリート使用の低減、鋼材、鉄筋使用の低減、有機化合物であるゴム材の低減につながり、これらの材料使用量 を低減することは、材料生産時に発生するCO2の削減効果が期待される。(表-1)また、橋梁の長寿命化は、橋全体の補修を低減することによるコンクリートや鋼材などの使用を低減するのでCO2削減効果が大きくなると考えられる。
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ビルドメンテック株式会社の新技術「REJ 工法」によるSDGs の取り組み